トロイカ Ex46 Backing




左手の気の抜けたときに、力が抜けて左手ミュートになってしまう。その結果、音がスタッカート気味になって、ときどき変なグルーヴになっている。メトロノーム(テンポ)にはあっているのだが、なんとも気持ち悪い。そこだけ際立って聴こえる(笑)


ギターにはコードチェンジをする時間が必要である。コードチェンジをする際の、無音になってしまうところは、実はここもグルーヴに対して大事なファクターなのではないかと考えた。

リズム対して半分で(8分)のタイミングでコードチェンジを行うか、タカツク16分の「ク」のところをコードチェンジに使うかとかを、細かく制御できるようになれば、バッキングギターの円熟味は増して行くのではと考える。


バッキングの難しさというのは、おそらく、そのメロディを強烈に想起させるリズムというかグルーヴがキープされているかどうかが大事なのだろう。ハネている曲だったらきちんとハネつづけている、イーブンの曲だったらイーブンをキープする、

そういうところをしっかり練習するにはメトロノームはすごくよい。残酷なほど下手くそがそのまま出てしまう。録音すればなおのことである。


最近「もし録音をせずに、ある意味適当に、教本を進めていたら…」と考えることがあって、なんとも空恐ろしくなった。



最近はまた「優しく弾く」ことをよく考える。左手で弦をふわっと押さえることの難しさにまたグルグルと考えを巡らせる日々が続きそうだ。弦とフレットがすっと触れる力加減を、なんとも「慣れ」としか言いようがないのだが、もう少し反復練習したい。

去年辺りから、Fender社の身に余るほどのピックアップをつけたギターで練習しているので、ニュアンスはよく出るはずである。



右手は、もう少し大きく動かして、スパっと演奏したい。ゆっくりのテンポで大きく右手を動かす練習をすればよいのだろうか?



エレキギターのピックアップに関してはいろいろと電気機器の開発がすすんだ現在でも、不思議なほど仕組みが変わっていない。むしろヴィンテージのものがいいとか言われることもある。単純に「この音がいい」ということなのだろう。そうでなければ半世紀以上もエレキギターの基本構造が同じはずがない。

最近は少し、いろいろギターのしくみ自体について気になってきている。不思議なものだ(笑)

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