スカボロー・フェア Ex42 右並び



スカボロー・フェアのすごさは、コードの浮遊感だと思います。

なんか落ち着くようで落ち着かない。さみしい感じだけれども、単純なマイナー系のコードではない。セブンスとかテンションの音がすごく効果的に使われている気がします。どういうふうに効果的かはよくわかりません。「入り口」に立っただけで全然分かってません。

浮遊感のせいでメロディが演奏しづらいですw

演奏しているときは、コードに対してメロディがハマっている感じがしない曲です。しかし、録音してみた自分の動画を見て、けっこう『スカボロー・フェア』の響きになっていたので驚きます。

メロディでもコードでも、リズム(グルーヴ)を揃えて、自信を持って演奏するということが大事なのだなと思いました。

この合わせづらいコードに、歌のハモリまでばっちり重ねていくサイモン&ガーファンクルのご本人はかなりなことをサラリとやっているのだなと改めて感心しました。

シンプルなフォークソングは、シンプルだからこそ、アーティストはいろいろ試行錯誤されているのだなと、すこし違う観点から見えてきました。


今回はメロディを演奏するときに、ギターの最高音を使っています。1弦の22フレットのD音が出てきます。

原曲の7フレットでのバッキングだと、このDの音を超えてしまうので、5フレットカポで演奏しました。これだとぎりぎり収まるという計算。

ハイフレットはなんか弾きづらいです。「音が詰まりやすい」ということは書いてありますけど、物理的にはどういう現象が起こっているんだろう?となりのフレットに触ってしまっているのかな?

ハイフレットが弾きづらいのは身体の動かし方が悪いのだろうか。それともギターという楽器の特性なのかよくわからないです。なんかコツがあればうまくなりたい。


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