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スカボロー・フェア Ex42 右並び

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スカボロー・フェアのすごさは、コードの浮遊感だと思います。 なんか落ち着くようで落ち着かない。さみしい感じだけれども、単純なマイナー系のコードではない。セブンスとかテンションの音がすごく効果的に使われている気がします。どういうふうに効果的かはよくわかりません。「入り口」に立っただけで全然分かってません。 浮遊感のせいでメロディが演奏しづらいですw 演奏しているときは、コードに対してメロディがハマっている感じがしない曲です。しかし、録音してみた自分の動画を見て、けっこう『スカボロー・フェア』の響きになっていたので驚きます。 メロディでもコードでも、リズム(グルーヴ)を揃えて、自信を持って演奏するということが大事なのだなと思いました。 この合わせづらいコードに、歌のハモリまでばっちり重ねていくサイモン&ガーファンクルのご本人はかなりなことをサラリとやっているのだなと改めて感心しました。 シンプルなフォークソングは、シンプルだからこそ、アーティストはいろいろ試行錯誤されているのだなと、すこし違う観点から見えてきました。 今回はメロディを演奏するときに、ギターの最高音を使っています。1弦の22フレットのD音が出てきます。 原曲の7フレットでのバッキングだと、このDの音を超えてしまうので、5フレットカポで演奏しました。これだとぎりぎり収まるという計算。 ハイフレットはなんか弾きづらいです。「音が詰まりやすい」ということは書いてありますけど、物理的にはどういう現象が起こっているんだろう?となりのフレットに触ってしまっているのかな? ハイフレットが弾きづらいのは身体の動かし方が悪いのだろうか。それともギターという楽器の特性なのかよくわからないです。なんかコツがあればうまくなりたい。 アフィリエイト Amazonで「ハイポジション」を 検索すると扇風機ばっかり出てくる…(笑)

スカボロー・フェア Ex42 Backing

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今回はテキストを少し離れて、アコギを持ち出しました。 スカーボローフェアはサイモン&ガーファンクルの名曲であります。メジャーすぎて音楽の教科書に載っていた覚えがあります。それくらいメジャーな曲です。 メジャーすぎて、深く聴いてませんでした。申し訳ない。適当に聞き流しておりました。メジャーすぎるもうひとつのサウンド・オブ・サイレンスと取違えるほどです。 今回、いろいろ調べて、奥深い曲であることがわかりました。 便利なYoutubeで眼コピをしました。 最初のオープンCを2フレットあげてルートは開放にするとか意味わかりません。D(9,11)/Aと書くのが一番個人的にわかりやすいですが、もっとキレイな表記もあるようなコードです。「スカーボロ・コード」と名付けたい。 それでカポをかけます。メロディをギターでオクターブあげても演奏できるギリギリを考えて5フレットにかけます。おそらく原曲では7フレットです。 それから、「3拍子の曲」と考えると、3拍ほど原曲が長い気がする。 5小節で一巡する?変な譜割りです。めちゃめちゃ変な感じです。これは耳が気持ちよさを感じるのは、理論的ではないということなのか?! 逆にいうと、既存の曲にならないように、兄弟が「ちょいちょい変なこと入れてやれ!」みたいに編曲した曲なのかもしれません。単なるライブ版の独特のタメがあっただけなのかもしれません。 アコギの弦を張りかえて、トラスロッドを少しだけ回したら、なんかいい感じに弾きやすくなりました。調整は大事ですな。 スカボロー地方 はイギリスだったのか。直訳した歌詞も怖い。調べるとけっこうヒットしたのが不思議な曲ではある。映画の挿入歌ではあったようですが、その映画みてないという…。 奥深い!

チャック・ベリー風 Ex41

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ロックンロールやロカビリーの「Rock」の部分は、日本人だと正確にイメージできませんが、「(横にゆらゆら)揺れる」がけっこう正確な訳らしいです。椅子のロッキング・チェアのRockingが本来の使い方らしいです。坂本龍一さんが言っていました。 ロックというと「縦っぽい」イメージが最近はついてます。ジャンプしたりヘッド・バンキングしたり。時代の流れにそって、言葉のイメージが変わってくるのは興味深いですね。 Ex41のマイナー経由のメジャーを演奏します。3rdを半音変化させるだけなんですけど、かなりグッと来るフレーズになっていて驚きます。1フレットだけなのに、効果は絶大です! 技術面でいうと、親指で6弦のルート音をしっかり押さえることができたので、昔よりいい感じに粒がそろった録音ができた気がします。 右手がシンプルにアップ・ダウンして演奏できていると思います。アップとダウンが楽譜のどの辺にくるか、身体にやっと馴染みはじめたのだと思います。 これは昔の悲惨なやつです。おおおお… アフィリエイト ギターを弾くときも、歩くときも、親指大事らしいです

ペンタのおさらい Ex40

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ペンタトニックのおさらいです。 ペンタトニックを使いこなせれば、かなりの場面は切り抜けられてしまうということがわかりました。 最初はいちむら先生の模範演奏をしっかりコピーして、次の繰り返しからは「適当にリズムをくずして弾く」感じを試しています。入りを遅らせたり、音を詰めたり。 録音し終わって、テキストの右側をよく読むとちょっと別な世界が見えてきました。ペンタトニックをすこしカラフルにする練習のようです。 Cの8フレットからのコードフォームと、マイナーペンタトニックスケールは、両方使えてしまいます。この両方の音を考えてみると、ほとんどのフレットを押さえても問題はないなぁとなります。 ペンタトニックを演奏すれば、メロディ感は強いですが、コード感は少なくなる。 コードフォームを崩して演奏すればメロディ感は薄くなりますが、コード進行を強く意識させることが可能になってきます。 このバランスを考えてソロを組み立てられるようになってほしい練習曲だということはわかりました。 アドリブの組み立てで「起承転結のある演奏を心がけましょう」みたいにサラリと書いてありますが、ペンタ(熱血)とコードトーン(冷静)の配合具合、ベンディングなどのテクニックの多さ(熱血)、音をたくさん演奏するかどうか(熱血)の3つの感じで、けっこうカバーできるもんではないかなと考え始めました。 それらを一瞬一瞬で考えながら、会話するように、展開させていけるようになるのが、いまのところの目標かなぁとは思います。 自分はコードは好きなほうなので、思いついたメロディをペンタで演奏する練習を増やしていかないとなぁと思いました。録音し終わってから聴き直しているときは本当にいろいろなことを思い浮かぶ。   いろいろ経験して、冷静と情熱のバランスをとれる人間になりたいです!

ペンタのおさらい Ex40 Backing

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Cキーでのブルースをふたたびです。 今回はシンプルな感じで演奏しようと思いました。「ローコードから動かないぞ!」というくらいの演奏です。 あんまり特筆することはないです。

歌えば弾ける弾けば歌える Ex39

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カメラの水平が曲がっているのはご容赦ください。気づきませんでした。 m(_ _)m アコギにのせてメロディを重ねて弾くというExであります。 今回はオーバードライブのOD-3をまた引っ張りだして使っております。歪んでいるんだかいないんだか絶妙なゲイン調整になっており、クリーンにちょっと力強さがついたような個人的にはすごく好きなトーンです。渋さがわかってきました。「おぢさん(od-3)」のネーミングも納得です。 メロディを歌ってから、それをなぞるようにギターで弾くということを繰り返します。途中ギターで弾いたメロディを歌でなぞるように順番がひっくり返ります。そして最後はユニゾンになるという感じです。 本来は、もっと長いバッキングを録音しておいて、歌を思いのまま発展させて、ギターの指板の感じと頭のなかのメロディの感じをすり合わせる練習なのでしょうが、長いバッキングを録っておかなかったので今回はできませんでした。必要なら5分位の録音をして粘り強く練習することにします。 今回はギターでの休符が、よりわかりやすくなった気がするので、歌ったものをギターで弾くのは大事だなと思いました。 録音された声がふにゃふにゃであんまり良くないのは仕方ない。ギタリストはギターをいい声で歌わせるのだ! 「いい声だね」と一回でも褒められたことがある方は、恥ずかしがらず、それを伸ばしていただいたほうがいいかと存じます。世のため他人のためになると思いますー!

歌えば弾ける弾けば歌える Ex39 Backing

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赤本のEx39はゆっくりめのポップな感じになります。あとCDをよく聴くとアコースティックギターの音が入っているようです。こちらもアコースティックギターを弾くことにしますw アコースティックギターは「コード」を響かせようとすると、個人的にはけっこう難しい楽器だと思います。左手は固めの弦をしっかり押さえていなくてはならないし、右手も迷いがあってはいけない気がしております。スパっと思い切って弾く必要があるということです。ファンクギターのようにチョロチョロっと弾いていてはいけないのですw いったん何も考えずに演奏したものを録りましたら、コードチェンジがあって左手が難しくなるときに、右手の弦をかき鳴らす速度がゆっくりになってしまっていました。 初心者の陥りがちなところで自分も引っかかっていたなと感じました。やはりアコギとエレキと両方のギターを練習するとわかることもあるなと思います。 テイク2では、ギターのボディの端から端までしっかり右手を動かしてピッキングをするということに気をつけました。意識的には右胸の前から右太もものあたりまで大げさに一定にピッキング動作をしているつもりです。 アコギこそ速くピッキングしないとうまく響いてくれないのでなかなか大変です。でも大きく動かすだけでかなり改善した気がするからうれしい。 エレキにくらべるとアコギはボディが厚いので、ネックに近いところをピッキングしてしまいがちです。もっとサウンドホールのあたりを的確にピッキングできるようになりたいです。

かあさんの歌 Ex38 ミストーンなどない

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バッキングはけっこう練習しました。 しかし今回のかあさんの歌・メロディに関しては、初見で演奏です。 で、スライドとチョーキングをまぜてかあさんの歌をなんとか最後までたどりつく演奏をして考えたことは3点。 1)1フレットまちがえてしまったときは、スライドorハンマリングしたほうがいい。 半音ベンドが何度かつづくと、ギターは音痴に聴こえてしまうところがあるので要注意だなと思いました。 めちゃめちゃ半音ベンディングがうまくてスライドしたように聴こえるのであれば問題はないですw しかし、それだけうまければ、そもそもミスタッチしないのではないかという別の次元にいくような気がします。 2)2フレット以上、つまり1音以上間違っているようだったら、ベンディングで合わせると格好良く聴こえるような気がします。 ベンディングは1音以上ズバッと上げたほうがいいと思います。 3)下がるときは基本的に全部のフレットを押さえて半音ずつ下がるほうがいい。 ♪タララララ~とエンドするところは不思議と不自然さを感じさせない。高い音を弾いてしまって、下がらなければいけないときは、何食わぬ顔でクロマチックに下がったほうがハマって聴こえる気がするw あと、ハーフトーンを使ってメロディを演奏することはすっかり忘れたので気をつけたいです。 ハーフの人が書いた、ハーフあるあるをまとめた本らしい。

かあさんの歌 Ex38 Backing

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かあさんの歌です。 ♪かーさんがー よなべーをしてー とマイナー調の代表のような曲です。 ブルースの基本のような進行で演奏してしまえる曲であることを知りました。 今回はトーンでさみしさをつくりたいなと思ったので、すこし隙間があるようなハーフトーンを録音してみることにしました。フロントとミドルのハーフトーンです。カリッとした感じの音になります。悪くない。 メロディのほうは、リヤとミドルのハーフトーンを少しドライブさせた音がいいかもしれないとかいろいろ妄想が浮かびます。 セーハに関しては、これまで弦を少し持ち上げていた感じがありましたが、人差し指の先を思い切ってネックの上のほうまで出すと、しっくり1弦から6弦から押さえられることに気づきました。ギュッと押さえなくても腕の重さで押さえられる気がします。 弦を交換しました。 あとはバッキングパターンはシンプルなものです。でもいつもこんな感じになってしまっているので、もう少し引き出しを増やしたいです。 ピックのおしり側を優しく持つかんじも少しだけ分かった気がします。弦が新しくなったので、触っただけで、かなりいい音が出てくれるのはありがたい。 睡眠は大事です。

ロカビリー Ex37 BOXは3つある

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ベースラインにのせて、カントリーっぽいフレーズを弾く練習までやっとたどりつきました。 で理屈が右ページに書いてあるんですけど、これってメジャーコードのときの応用例だけな気がします… …いや、でも、メジャーコードなのにマイナーペンタでゴリゴリ演奏するとカントリーっぽくなる。 マイナーコードでも、ずれパターンとか右並びパターンとかを5フレット先とか考えてしまってよいのか?! そのへんは音楽ジャンルで変わってくるから、実際に演奏して確かめなさいということか?! メジャーとマイナーが高速で行ったり来たりするカントリーはそもそも違いは関係ないのか!? 高速プリングをくり返すようなカントリーだと、一音一音が短いから、どれも経過音扱いみたいで外れている感覚は薄いだけ?! どんな理屈で考えていけばいいのか、かなり疑問が残るExではありました。 今回はCのところで、例の説明があるBOXを使ってます。まあズラしているだけなんですけど。 技術的な面に関しての収穫はあんまりないです。プリングが多くて開放弦がなっちゃうのですけど、どう解決すればいいのかあんまりわかりません。もう少し映像をみたりして研究が必要です。 にしても、カントリー界隈のギタリストはみなさん押しなべてテクニカル。右手のピッキングとかもピックでのピッキングと指でのピッキングを組み合わせたりして、軽やかな音楽を演奏していらっしゃる。そしてめっちゃ物理的に速い。すごい。半端じゃない。

ロカビリー Ex37 BASS line

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最近使っていなかったプレイテックのセミアコに持ち替えて練習です。 太い音がでて、よりカントリーっぽさがでましたw 先日はパワーコードの5thの音を動かしてバッキングを作りました。しかしそれだとちょっと音が多くなりすぎて、今回の練習曲が演奏しづらくなりました(笑)。重ねて演奏したときに自分の演奏があっているのか、外れているのか正解がわからなくなる感じです。 シンプルにベースラインだけ弾いたパターンも作ろうと思いました。。 Root 3rd 5th 6th m7thの、よくあるパターンです。 単音でハネた感じを出すのは難しいです。しかし最近「音を長く出し過ぎない」こともフルーヴに関与しているなといろいろな本を読んだりしてヒントを得ております。そう考えるとスタッカート感とかミュート感とかが音楽ジャンルでかなり差があるなと思って、最近はちょっと考え方が変わってきました。 文章でいうと「、」とか「。」をつける位置が違う感じです。 ちょっと音をスタッカート気味に演奏しております。

ロカビリーEx37 Backing

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まずはロカビリーを聴きこんで、実際に試すという期間です。 ジャンカ・ジャンカ・ジャンカ・ジャンカの3連中抜きのハネたリズムが、全体的に早いテンポでしっかりできればいいかなと思って弾いております。 それから深めのリバーブは、簡単にカントリーミュージックぽさがでるなと思いましたw この少し前に右手ミュートをかけっぱなしで演奏してみたんですが、やはりストラトは右手ミュートをすると音が狙ったところより細くなってしまう。難しい。このツクツクした感じをうまく録音できる技術もありませんし…。 コード演奏でかなりの頻度で右手ミュートが必要になる音楽の場合は、ハムのピックアップを搭載したギターの方が良さそうです。ロカビリーのリバーブが強めにかかったビチョンビチョンのサウンドをうまいぐあいにコントロールするのは、簡単そうに見えて難しい。映像のなかのロカビリー演奏者がセミアコ率が高いのは、それなりの理由があるんだなぁと思いました。 最終的に、右手ミュートはあまりかけないで、パワーコードの5thの音を6thとm7thとにチョロチョロと動かす感じでバッキングを考えました。ロックのよくあるやつです。 次からはちょっと考えよう。