シャボン玉 Ex32 コード・メロディ
ソロ・スタイルを少し考えるような感じの練習曲。
C型のコードをずらすような感じの押さえ方で、FやGを押さえると2弦がいい感じにメロディになったりする。
これはコードの押さえられる場所を覚えながら弾ける良い曲だと思いました。
見直してみると「ゆっくりしたテンポだからといってピッキング速度をゆるめない」ことが大事と思える。
ゆっくりしたテンポだと、アルペジオとまでは行かないまでの『ジャラ~ン』とした少しタメのきいたバッキングを演奏したくなるが、それは一歩間違えるとテンポキープできていない下手に聴こえてしまうので、自分みたいな初級者はパッパッと演奏していったほうがいい。運指が難しいところは「勝手にゆるく」なる。
弾く弦を、本当に一気に弾くイメージで十分な気がする。チャッ!チャッ!と小気味よく弾き続けられる人が「アクセントとしてアルペジオみたいなお遊びを、ここぞというときに入れる」からグッと感情的になるのであろう。それがよくわかりました。
アルペジオも弦をまばらに弾く演奏ではなく、パ!パ!パ!パ!と4本の弦をリズミカルに鳴らしていく演奏法なのだろう。右手の瞬発力が大事だ。
あとは音の長さを長くし過ぎないのも大事だなぁ。
ピッキングも深すぎると、メロデイがあんまりうまく聴こえなかったり、コードの音が濁って聴こえたりでよくない。
いろいろコードをギターで演奏する技術は奥深い。