あえてシンプルなリズムを保つべきだな 赤本Ex29



赤本Ex29はなかなか難しかったです。すこしずつ練習しました。途中コーネル・デュプリー師匠研究に寄り道したりもしましたが。

弾けるようになった複雑で少し凝ったバッキングに、Ex29のメロディを合わせて演奏をしてみると、ちょっと演奏しづらくなりました。とくに最後の2小節くらいは。演奏しているときにハマっているのかよくわからないw。

デュプリー師匠の難しめ(複雑な)バッキングは、今回のペンタポジションを広めに使うスタイルだとぐちゃぐちゃ感が出てしまっています。適当に弾いても、それっぽいスタイルに聴こえるのはありがたいのですが。


でバッキング・ギタリストを目指している自分の結論としては「バッキングは、成立している範囲で、極力シンプルなほうがいい」という当たり前のところに落ち着きました。

ちょっと簡単すぎるかな?と不安になるくらいの明快なリズムをくり返すくらいで、合奏ではちょうどよくなるのかもしれません。周りの演奏する人にはもちろん、聴いている人にも。

で、寂しくなりすぎるようだったら①ブラッシングで間をもたせる。②ハーモニーをちょっと追加する。③リズムを崩していく(シンコペーションとか表拍は休むとか)。

以上のテクニックを段々に使って複雑にしていくという方向がいいのかなと思いました。

最初からトリッキーなリズムを山盛りにすると、演奏全体がグチャッとした感じになるので避けたほうが良さそうだ、

バッキングが「シンプルでわかりやすいリズム」を刻むことで、ブルースの「タメて遅らせたり」「スローなリズムにちょっと無理くりに音をつめ込んだり」というリズムを崩していく魅力がより引き立つのかなと思います。

あえてシンプルなリズムでどんどん演奏をするというのも「リズム重視」ということなのかもと思いました。


久しぶりにBoss SD-1をオンにして演奏しました。


話題は逸れますが、赤本Ex28、Ex29は難しい。急にブルース調になります。休符やベンディングなど気をつける箇所も激増。いわゆる総合的な練習曲です。Ex1から順に進めてきた人ほど挫折してしまうと思います。これはなかなか鬼門です。

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