Cキー・ブルースはギター不向き仮説
うまくいかないときは無心でバッキングばかり弾いている人です。
赤本Ex29は、Cキーのブルースを練習する曲となっております。
Cのブルースのバッキングを弾いて思うことは、「3~8フレットのギター的に『おいしい』ところのペンタトニックが使いづら-い!」ということだ。
C7は1~3フレット。F7も1~3フレット。半音下とか半音上からのアプローチが難しい。
G7は左右に余裕のある3~5フレットですが、あまり出番は少ない。
ペンタトニックも8フレット以上になってしまい、ちょっとハイフレットな感じになってしまう…。
5弦3フレットからのペンタトニック・スケールをうまく使いこなせればいいのでしょうけれども、なかなか難しい…。
キーがGやAだと、3~8フレットのギターの押さえやすいところに、キーのペンタトニック・スケール音が押さえやすい形に整列してくれて、単純に弾きやすいのだ。
違う言い方をすると、いちむらまさき先生の提唱する「BOX」の概念が、ちょうどいいところに表れるのだ。
音楽理論的に非常に整理されているCキーに関しては、あまりブルース・ギター入門に向いてないのではないかという仮説。
「BOX©いちむらまさき」を指板上に思い浮かべてブルースをモリモリ演奏するのであれば、GかAがとっつきやすいという仮説でもあります。
コーネル・デュプリー師匠のスロー・ブルース
(演奏しているフレットを眼コピして、おそらくキーG)