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テレの独特の太さを再確認

久しぶりに器材点検をしました。 テレキャスターのシールドを刺すところがゆるんでいたので、増し締めしました。 音をチェックするために、久しぶりにアンプにつなげて音の感じを確認しました。 再確認にも近いことなですが、テレキャスターは独特な骨太な音がする。細い音質なんですが、アンプから鳴り出す音はなかなか耳に届きやすい。しかし下手に録音すると普通に細いシングルコイルの音になってしまう不思議。 自分はこれまでテレキャスターを練習にメインで触ってきたので、ストラトのシャキッとした独特な軽快さにまだ慣れません。 器材の固有差なのかもしれません。段々と慣れていくものなのかもしれません。

バッキングを弾くときのギター・トーンの必要性

スローブルースのバッキングは主にアルペジオ的な演奏で、低音はしっかり出ている状態を保ち、しかしながら高音弦側の小さいブラッシング(「チャッ!」ってやつ)を控えめに出すと格好よく聴こえる。 Ex29のバッキングを録音したものを聴いてみると、残念ながら真逆だ。カリカリした高音だけが目立って、低音側のアルペジオが全然ふくよかに鳴っていない…。 これは理系的に残して整理して考えると「低音を残しながら、高音をカット」する機能、トーン・コントロールの出番となるだろう。 もしかしたら、スロー・ブルースのバッキングギターを弾くときは、ギター側のボリュームはあんまり動かさなくてもいいのかもしれない。 むしろトーン・コントロールを大事にしたほうがいいのかもしれない。 ギターに対して考えが甘かった。「なぜ古人がトーン・コントロールをつけたままにしているのか」について考えを巡らせることができなかった。反省したい。 ファンクな感じのカッティングでビシビシとバッキングを演奏するときは、ギター・ヴォリュームを適度に下げると、音圧と歪みが適度に減って、メロディ楽器を邪魔しなくなる。 しかし一音一音をはっきりゆっくり出しながらバッキングするスロー・ブルースのような曲のときは、ボリュームを下げると低音の出方が悪くなってしまうときがあるので、むしろボリュームはそのままで、トーンを下げるやりかたの方が聴感上で良いかもしれない。 アンプから出る音のボリュームはピッキングを優しくして、バランスをとるというのが、自分の目指しているスロー・ブルースのバッキングのトーンかもしれない。そのうち、さっそく試してみよう。

Cキー・ブルースはギター不向き仮説

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うまくいかないときは無心でバッキングばかり弾いている人です。 赤本Ex29は、Cキーのブルースを練習する曲となっております。 Cのブルースのバッキングを弾いて思うことは、「3~8フレットのギター的に『おいしい』ところのペンタトニックが使いづら-い!」ということだ。 C7は1~3フレット。F7も1~3フレット。半音下とか半音上からのアプローチが難しい。 G7は左右に余裕のある3~5フレットですが、あまり出番は少ない。 ペンタトニックも8フレット以上になってしまい、ちょっとハイフレットな感じになってしまう…。 5弦3フレットからのペンタトニック・スケールをうまく使いこなせればいいのでしょうけれども、なかなか難しい…。 キーがGやAだと、3~8フレットのギターの押さえやすいところに、キーのペンタトニック・スケール音が押さえやすい形に整列してくれて、単純に弾きやすいのだ。 違う言い方をすると、いちむらまさき先生の提唱する「BOX」の概念が、ちょうどいいところに表れるのだ。 音楽理論的に非常に整理されているCキーに関しては、あまりブルース・ギター入門に向いてないのではないかという仮説。 「BOX©いちむらまさき」を指板上に思い浮かべてブルースをモリモリ演奏するのであれば、GかAがとっつきやすいという仮説でもあります。 コーネル・デュプリー師匠のスロー・ブルース (演奏しているフレットを眼コピして、おそらくキーG)

弦交換で考えていること 2016年初頭

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ギターは、弦に演奏者が直接触って、音を出す設計になっております。 音階を決める左手も直接弦に触る。リズムを決める右手もピックを使うこともあると言え、直接触れる。他の楽器だとなかなかない設計である。 弦を交換しながらギターは使っていくものと設計されているみたい。 弦は金属で出来ているので、弦はどんどん劣化していってしまう。 劣化は二種類に分けられる。錆びることや汚れが付いていくことが主な「変質」と、断面が円でなくなってしまう「変形」である。 いまは科学技術がいろいろ楽器方面にも応用される時代であり、錆びにくい性質をもった金属を弦に利用することや、できあがった弦に特殊コーティングを施して錆びにくさをアップする技術が開発されている。 これらは「変質」を防ぐことには、実際かなりのレベルで成功している。サビや汚れが少ない表面の比較顕微鏡写真などを売りにしているメーカーも多い。 しかしギターの弦の「変形」を防ぐことは、ほとんどギターの原理的に無理と言える。 弦は、演奏中にフレットと何度もミクロに擦り合わされる。それにより弦の断面は、ミクロに見ると、丸い形から、フレットにあたる面が平らのカマボコ型のようになる。その「くびれ部分」がフレット箇所にそって、どんどん発生してしまう。 弦は太さが一定のほうがキレイに振動する。職人が打った蕎麦のようなキレイな太さが一定に揃っている弦は1か所に力が集中せず全体がキレイに振動する。素人が打ったうどんのような太さが凸凹の弦ではキレイに振動するとは考えにくい。 かと言って、最初から変形しないほどの硬さで作製してしまうと、押弦すること自体難しくなる。振動のしかたも影響を受けて、楽器的にいい音ではなくなってしまうと思われる。 自分は結構早めに弦交換を行うようにしている。弦が進歩しているとしても変形が起きやすく、また知らず知らずのうちに音に影響を及ぼしていると考えられるからだ。よく弾く期間が続いたときは2週間くらいで張り替えるようにしている。 コート弦を1回張るより、普通の弦を3回張ったほうが良いとも思っております。 アフィリエイト広告

赤本Ex28 間を大切に

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課題曲を寝る前とかに聴いて、頭の中にメロディがあるていど再現できるようになってからギターを持って練習しました。 口ずさめるくらいになるまで時間がかかってしまった。 間を大切にしなければならない演奏ですけど、細かいところを考えはじめると、もう「その人のタイミング」としか言えないところに到着してしまいます。 ブルースは「短さ」に気をつけて演奏する。休符の時に音を出さないようにすることに気をつけて。ピッキングの方向とか細かいところは気にせずに。 この動画は、iPhoneでBackingを流して、それに合わせてメロディを練習しております。 自分のバッキングの悪いところがわかる。最初のカウントが大事だなと思いました。いつ演奏し始めるかが、カウントがない場合は、自分の動画であってもわかりづらい。次からは気をつけて伴奏をスタートしたい。 SD-1をかけて、野太い感じで演奏しました。 アンプのEQを、トレブル:6、ベース:3、リバーブ:1.5くらいに設定しました。すこしベースを強くして演奏しました。

首巻きとギターの関係仮説

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とりあえず首に手ぬぐいを巻いて演奏をした。季節が小寒で寒すぎるのと、スティービー・レイ・ヴォーン師匠からのインスパイアです。実際に巻いて勉強になったこともある。 手ぬぐいを首に巻いて演奏すると「あまり下を向けない」。フレットボードをのぞきこむようにすると、手ぬぐいが弦に触れてしまい逆に演奏しづらくなります。 練習中にありがちですが、どんどんギターをのぞきこんで、姿勢が崩れてしまいます。手ぬぐいを巻くとそれが矯正されます。何分も弾いていても疲れづらいように体勢になる思わぬ効果があります。 また絶妙にネックを「一部隠す」という点も興味深いです。 全部見えないようにしてしまうと演奏できません。逆にフレットボードをずっと見つめながら演奏すると左手の動きがすこし固くなったり、遅くなったりします。ワイルドさが減少するということはブルース系ではなかなかな問題です。 ネックのポジションや弦を「見ていないようで、うっすら見ている」ことが、ギターを演奏する際に求められます。 「左手とネックを少しだけ見えなくする」効果を持つ首巻きは、期せずしてこれらの問題を解決してくれました。「若干見えなくする」バランスが絶妙であります。 世界のスティービー・レイ・ヴォーン大師匠が、何の考えもなしに、ただのファッションだけで首巻きを巻いているはずがないと思っていました。自分でもやってみることで様々なことがわかってきました。 実際に演奏する面では以上の点に加え、もちろん寒さによるパフォーマンス低下も防げます。 もういいことだらけしか考えられない。首巻きスタイル。 音楽はひとりだとむずかしい。でもひとりだとダサい首巻きして練習できる。 アフィリエイト広告

上腕(二の腕)の位置大事仮説

カッティングはリラックスが大事と言われる。 ではギター側から一つ一つ考えていく。 弦に対していい感じの位置にピックを置くとする。 リラックスできるようにピックをつまむ。 すると、一番持ちやすいピックと指先の関係が決まる。指の腹のほうがいいのか、指の先ぎりぎりのほうがいいのか。 すると親指と人差し指の指の曲げ具合が何となく決まる。 中指、薬指、小指はどのくらい握ったり伸ばしたりするか何となく決まる。 すると手首の角度が何となく… 前腕(肘から手首の間)の感じがどれくらいか… 肘の角度がどれくらいか… と考えていくと、おそらく「上腕」の位置がスッと決まって、あと肘も含めた先が一番リラックスした状態でストロークすればカッティングで右手が疲れないのでは仮説。 音楽はひとりだと、思いつきのほとんどはそんなにうまく行かないので、むずかしい。でも少し練習する価値はありそうだ。

ストラップをロック式にしてみた

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ロックタイプのストラップピンを買ってみました。どんなもんかなと思っていたので、モノは試しです。評価がものすごく高いのでどんなもんかな。ドイツのシャーラー(SCHALLER)製のものを買ってみました。ナンバーワン・メーカーだそうです。 まず土台の部分を差し替えます。ドライバーでまわしてすぐつけられます。いままでのものより小さくなるので少し不安(笑)。 ストラップのいままで通していた穴に付属のものを取り付けます。と言っても、薄いナットを締めて固定するだけです。ストラップが厚手のものや、ストラップ穴が小さすぎるものだと難儀するかもしれません。 ストラップ穴の裏側がミソのようです。精度の良い馬蹄型(U字型)に溝があります。何だか仕組みがわかってきました。 ストラップの外側のポッチを引っ張りあげながら、馬蹄型の溝にそってスライドさせるとカチッとはまりました。なーるほど!特に説明書もありませんけれども大丈夫でした。作業時間10分ほど。 自分の場合、弦を張り替えるときにストラップ外したい派なのでありがたい。つけたり外したりがストレスにならなくなった。よかった。 利点 お気に入りストラップの穴がブカブカになってしまうのが防げる。 ストラップが外れる可能性がほとんどない。 外すときも比較的ラク 難点 ストラップの穴がピンに対応してない場合がある ストラップを基本的につけっぱなしの人はあまりメリットがない 慣れるまではきちんと固定された状態なのかわかりづらい ほんのちょっとだけ隙間があるのでカチカチと音がする。神経質な人は注意。 音楽はひとりだと、小物のよさに気づきにくくて、むずかしい。でもおもしろい。

アクセントをつけたあとのミュートが甘い

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日常的に練習しているエクササイズを撮影してみた。 ゆっくりめの16分を基本的にミュートしながらひいて、鳴らす(アクセントをつける)位置を1/4から4/4までずらしていくというやつであります。 細かい譜面はいちむらまさき先生の青本のEx8を読めばわかります。 それで自分の癖というか、悪い点が発見できた。ジャッ!と鳴らしたあとのミュートがときどき安定しないのだ。 ミュートから鳴らすのは、まだ個人的に及第点だとは思う。しかしアクセントをつけて、勢い良く鳴らした状態からミュートをするときに、左手が浮きすぎてしまい、不必要な音まで鳴ってしまうことが多い。 「強く弾いたあとこそ、ミュートは丁寧に」 エレキギターは他の楽器よりミュート技術が大事。ピタッとミュートできるからこそ強くアクセントをつけられるのだなと思います。 音楽はひとりだとむずかしい、でも愉しい。 アフィリエイト広告

テレこそ幅広く、ストラトは使いやすい

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テレキャスター・タイプのギター(以下テレ)のフロントピックアップは木のボディ部分にネジ止めされているタイプが主流である。ピックアップカバーが傷ついたりしても、ピックアップ部分がずれたり、ましてや演奏が中断してしまうようなことはない。フェンダー社の偉大な発明であると思う。 一方、ストラトキャスター・タイプのギター(以下ストラト)だと、ピックガードのプラスチック板にネジ止めされている。プラスチック板の裏側に必要な配線は全て這わせてあり、電気的なメンテナンスをしやすくする改良のためと聞いた。これはこれで偉大な発想の転換であり、柔軟な着眼である。 テレとストラトを比較したい。弦の振動を拾うピックアップ機構の「土台の差」が、そのままそれぞれのギターのトーンのキャラクタを表わしている気がする。 テレキャスターのフロント=木の土台 テレキャスタのリヤ=金属板の土台 ストラトのフロント=プラスチック板の土台 ストラトのミドル=プラスチック板の土台 ストラトのリヤ=プラスチック板の土台… よく「テレキャスタよりストラトは幅広い音作りが可能」という説明がされているが、これはすこし違うと思う。 もうちょっと精密に日本語を足してみると、 「テレキャスタはマイルドすぎるフロントとカリカリなリヤが同居する設計、幅はあるが極端なトーンが出がち。甘口カレーか辛口カレーしかないような店構え。 ストラトはテレキャスタに比べるとどのトーンも音楽的にストライクゾーンに入るような感じ。あくまで中辛カレーのなかでお好みに辛くしたり甘くしたりできるような感じ。」 甘口で太い音のテレのフロントが好きであるが、それは独りで練習をしている条件のためである。 バンドなど、さまざまな楽器との合奏の条件を考えると、ストラトの音のいい意味での細さ、細かくトーンを変更できる点なども、いろいろ試行錯誤したい。経験値をためておかなくては。 アフィリエイト

SD-1とOD-3を弾き比べて(2016年初頭)

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2015年のはじめくらいに、いちむらまさき先生の赤本を練習しながら、クリーン音だけだとエレキギターの「うまみ」の半分くらいしか使っていないと思ったのであった。 エレキギターといえば、ドライヴサウンドが他の楽器にはない醍醐味である。 そこでBOSS社の「SUPER Over Drive SD-1」と「OverDrive OD-3」を1年かけて揃えて、ちょっとずつ弾き比べたりしていた。 2015年から2016年にかけての個人的な感想を箇条書きにまとめる。 SUPER Over Drive SD-1 ・ゲインノブを12時より回すと、「ジャージャーのあの音」になって歪む。しかし歪み方はクリーミーでトゲトゲしくはない。原音の強弱のニュアンスをかなり残すので、原音+歪みという感じの不思議な音。 ・エフェクタをかけたときに、低音帯がカットされる気がする。Fenderのアンプを使用しているので、アンプでもまた変化すると思います。 ・いまのところの使用案としてはバンド形態でリードギターを演奏するときに適している気がする。ほどよく歪んで、それでいながらニュアンスは残る点と低音がいい感じにカットされる点からだ。必要以上のギターの低音は、ドラムやベースと干渉をしてブーブーと異音が出てしまうことがある。それを防いでくれて、合奏したときに丁度いいような音がすっと作れるのではないかと考えている。 ・オーバードライブの基本的な音。例えるのであれば、クリーン音に薄く衣をつけて揚げた「串かつ」のような感じ。女性の元気なロック・ボーカルみたいな感じ。 OverDrive OD-3 ・初めてつないだときに歪まなくてびっくりした。とげとげしいディストーション音は全然出ない。多分シングルコイルで使うと、ほとんど歪んだ感じはない。コードをガシガシに弾いても、弦別の音が混ざらないくらい。 ・何分も弾いていると歪ませているのを忘れるくらいの歪み量なので、弾き手のニュアンスはものすごい出る。優しく弾くとほとんど歪まず、強く弾くとすこし歪んだ音が出るような感じのセッティングがしやすい。 ・SD-1が低音域が比較的カットされる印象にくらべて、カットされる音域はほとんどない。ゲインを低めにするとほとんど原音と変

効果的な映画音楽の使い方

日本の映画の音楽の使い方は、場面を説明するために使われることが多い。悲しいシーンで、いわゆる悲しい音楽がどこからともなく流れる。観客の感情のスイッチの入り方をスムースにすることが求められる。 しかし、洋画の場合は、すこし考え方が違うと考える。 最近の洋画で流れる音楽は、登場人物の頭の中で鳴っている音楽なのだ。 何人もの登場人物がそれぞれの思いを抱いて群像劇を描いているときに、うまい作品は喜怒哀楽のどれも均等に扱う。ある人は悲しいけれど、またある人は笑ったりしている。そのときに監督が最も注目させたい人物の「頭の中のヘビーローテーション」を流しているように思う。 ある人の行動が空回りして周囲が破滅的な状況になっていく映画のときに、主人公はのめり込んで自分の正義を確信しているのをノリノリな音楽で説明しながら、だんだんとうんざりしていく周りの友達を映像で表現する。 悲しい音楽を流しながら、失恋した主人公の周りで喜劇が起きたりするのを淡々と映像やセリフで表現する。 というような、ストーリーに二重三重の意味を持たせながら、誰が主人公なのかを忘れさせないものとして、音楽が使われている気がする。

うまくなっているのか?と気になった

http://youtu.be/zpHIeqr3q-8 正月ということもあり、自分の古い動画を見なおす。 過去の記録をみると、手と合わせて足踏みができていない。というか、リズムを感じることすらできてないな。 やはりリズムを感じる(ノっていく)能力、リズムを出す能力、それをキープする能力は、練習したぶん着実に向上する。これはいちむら先生がおっしゃっている通りです。 音楽は奥深い。ギターを持つ前にやるべきことは多い。 才能に恵まれていないから、発見が多い。一生愉しんでいける気がする。 才能がすごすぎると、自明であることを確認するだけの作業になりますらね。

ピッタリは遅く感じる

メトロノームにピタッと合わせながら数分練習をし続けると、なんかときどき遅くなっているような気がし始める。不思議なものだ。すごく不思議。

フレットを見ないようにする

目視してフレットを押さえると、横移動などが遅れる。 左手の触感と耳の音感で、演奏するのがいちばん早く対応できる。 カタチとして考えたり覚えたりするのは、和音の感じなどの「楽曲の感じ」を、楽典にそって分析する点ではスピードアップする。 演奏のときには視覚を使いすぎるのは気をつけたい。

ピックは「大きく」「リラックス」「浅く」

腕を大きく振ることは、何よりも大事。リズムキープをすることにもつながるし、出てくる音がバラバラにならず、ジャッとひとつのコード音で出てくる。 リラックスしてピックを持つことも大事と言われる。 なかなか「浅く当てる」ということを意識することは無かった。 弦に深く当てると良い結果をもたらさない。リラックスした握りだと、どうしても振りが弱くなってしまう。または握りをものすごく弱くしないといけないのでピックがくるくる動く。 一定に浅く当てることができれば、抵抗が小さい。腕振りのスピードもさらに上げていくことができる。握りも少し硬く握ってもピックが勝ちすぎず、暴れないのでダイナミクスも出しやすい。

青本EX1番外

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いちむら先生の青本Ex1の後半に収録されているメロディアスなコード演奏をちょっとだけ思い出しながらコピーしてみる。 まずマイナー3rdからメジャー3rdを中指のハンマリングするところは絶対に使っていると聞き取れた。 E形のAmajorを弾きながら、ダブルストップでコードトーンをなぞりながら、D形でのセブンスコードで落ち着かせているような…気がする…どうだろうか? 基本的にはE型とD型を縦横無尽に動きながら、すきまに単音カッティングを混ぜ込んだ演奏をさらりとこなされている気がする。 演奏しながら不思議な気持ちというか、ひとつの発見があった。 「ギターの弦が切れやすい『しつけ糸のような絹糸』である」と自分を騙すと、どんどん音の左指の力が抜けて、フレットに触るかどうかのところでコントロールできるような心持ちになった。 「固くて、曲がらないもの」という意識を強くし過ぎると、悪い意味で一生懸命押さえ込んでしまう。針金と指先とでケンカをすると、指先は確実に負ける。指は、弦を必要なフレットに沿わせる(触れさせる)という役割だけをすればよい。どの教科書にも書いているが、やはり難しい。しかし「絹糸である」という感覚を保てば繊細なコントロールが自分では少し感じがつかめた気がするので、もう少し練習して必要以上に握りこんでしまうことを少なくしたい。

2016年のギターの目標

Stevie Ray Vaughanと、Cornell Dupreeさんのスタイルは、追い求めていきたい。 歌をしっかり歌ってから、ギターを持ってメロディを弾くこと。 しっくりくるギターの構えとかも参考にしたい。 コードを弾くときに、いろいろなヴォイシングを試してみること。 コーネルデュプリーさんとスティーヴィーレイヴォーンの曲を試奏のレパートリーにいれること。 ダブルストップを少し使えるようにする。 リズムに対しては敏感に感じるようになっているので、「合っている」とかではなく、しっかりgrooveしているかを気にする。あとはハネ感が一定かどうか。

ピックを買いました

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新しいピックを買ってみた。ナイロン製とカーボンナイロン製。少しの差ですが、あとで感想をまとめたい。